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代表メッセージ

福永隆太郎建築設計のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

日本では、新築からわずか20〜30年で寿命を迎える建物が少なくありません。
大きな費用と思いをかける建築が、なぜこれほど早く役目を終えてしまうのかーー
若い頃から、ずっと疑問に思ってきました。

一方で、日本には100年以上、手を入れながら大切に使い続けられている建物もあります。
建築とは、本来「一代限りの消費物」ではなく、次世代に残すことができる社会資産だと私は考えています。

この寿命の差はどこから来るのか。
私はその理由を探り、埋めるための設計を届けたいと思い、独立に至りました。

次の世代に残せる建物にするために、一番大切なのは、
「手を入れながら、長く使い続けられること」。

高耐久やノーメンテをうたう住宅や、デザイン性を売りにする設計事務所も多くありますが、
未来へ受け継ぐことを前提にしているケースは決して多くありません。

メンテナンス性と、こだわりのデザイン。
その両立を大切にした建築を通じて、「この建物を、誰かに残したい」と思っていただけるような空間を提案していきます。

完成がゴールではありません。
使い続けられること。受け継がれること。
それこそが、私が設計に込めたい価値だと信じています。

── 代表取締役 福永隆太郎

代表取締役 福永隆太郎

1989年生まれ。大学卒業後、ゼネコンや設計事務所に勤め、2023年に独立・会社を設立しました。
これまで高級マンション、国際大会の宿泊施設、学校、水処理施設など、多様な建築に携わってきました。

この世界に入るきっかけは、父の何気ない一言でした。

「建物っていうのは、作った人間よりも長く残っていくやろうが。」
タイル職人だった父が、かつて関わった福岡ドームの話の最中に言っていました。

その言葉が心に残り、「何かを残す仕事っていいな」と思うようになり、建築系の学科に進みました。

設計を選んだのは、より長く建築に関わり続けられる立場で仕事をしたいと思ったからです。

ただ、実際に設計をやるようになって、私が「いなくなった後も残る仕事」というのはそう簡単ではないと感じます。
建物の耐用年数は一般住宅であれば20~30年。公共建築でさえ~60年程度と言われています。 だからこそ、100年、200年と住み手、使い手に大切にしていただける建築を提案することの難しさを感じます。

それでも、長く愛され、受け継がれる建築をつくるために、これからも設計と向き合い続けます。

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